紅葉の代々木公園の近く。国立オリンピック記念青少年総合センターにて。
11/8~9(土~日)のあかりプロジェクトのSHGセミナーに来ています。
SHG=セルフヘルプグループ自助グループを開く人のためのセミナーです。
少しでも自分を掘り下げて、安心できる場を作れるファシリテーションができるようにと参加してみました。
一日目は、一人一人のこれまでのはなしを聞き、振り返りを行いました。
午後には、RF=リカバリーフレンド(治りたい人を援助したい人)として、どんな存在になりたいか、話し合って分かち合いを行いました。
まず、受け入れる。
共感をする(目をみて聞く、うなづく、相づちをうつ)
批判しない。ジャッジしない。
感情を否定しない。
安心してなんでも話せる場作りをする。
そして、
ネガティブな共感ではなく、ポジティブな共感にもっていく。
視点を変える。視野を広げる。発想の転換。
などなど。
また、不用意に傷つけないためにはどうしたらいいか?
症状が悪化してしまったとき、どう対処したらいいか?
自分が引きずられないためにどうしたらいいか?
などの対処法も話題に上がりました。
それぞれ、
「答えられたらでいいけど、」とか、「検討違いだったらごめんね」などの声かけをする、とか。
相手の症状と、自分の対応を結びつけて考えすぎないとか。
瞬時に自分がどう感じているかを察知する能力を身につける、とか、
対応策が出てきました。
これまで漠然としていたイメージが、少しずつ形になる。
ピアのはるさんみたいに、
ふわっと、ゆるっとできたらいいな、
安心できる場を作れたらいいな、
それを、押しつけじゃなくて、毛穴から出る雰囲気で表現できるといいな、
と漠然と思っていたことが、具体的になった気がします。
相手を傷つけず、且つ、自分も荷を背負いすぎず、相手と自分の境界線をもって、中立な立場にたつ。
リカバリーフレンドに求められるものって、けっこう高度だな、と改めて実感しました。